プログラム

国際教育センターでは、外国人留学生や日本人学生向けに次の教育プログラムを提供しています。

日本語研修コース
Preliminary Japanese Language Training

本学及び神奈川県とその近隣にある大学の大学院に進学する国費留学生と中国、韓国、東南アジア、中南米などから教育学研究科に1年半留学する現職教員(教員研修留学生)に対して、半年間日本語の集中授業を行うコースです。履修する日本語コースのレベルは、来日時の日本語能力によって異なります。近年は英語で学位を取得できるコースもありますが、そのようなコースで学ぶ場合でも、研究活動を円滑に行う上で学内外の人的ネットワークを築く必要があり、そのためには、一定程度の日本語能力が求められます。その意味で、この日本語研修コースで日本語を集中的に学ぶことは留学生にとって非常に有益だと言えます。

日本語・日本文化研修プログラム
Japanese Language and Culture Program

本プログラムは、国費外国人留学制度の一つとして実施される、1年間の研修プログラムです。自国で日本語や日本文化を専攻している学生が、日本の大学で日本語力や日本文化に対する理解を向上させながら、日本に関する研究を深めることを目的としています。本学では、日本語力を高めるとともに、留学生や日本人学生と日本学関連科目を学び、少人数のゼミで各自の研究テーマに沿って修了論文を作成します。また、「多言語コミュニケーション」などの科目、本学が実施する体験プログラムや体験旅行に参加し、日本を研究対象とした諸研究を行うのに必要な知識を深め、視野を広げます。

短期留学国際プログラム(JOYプログラム)
Junior Year Overseas at Yokohama National University (JOY) Program

海外の提携校からの交換留学生が日本語科目や英語による専門科目授業を履修するプログラムです。学生は本学の国際教育センター等に所属し、人文学から理工系まで幅広い分野を網羅した英語によるカリキュラムから履修できます。初級から上級のレベルの日本語学習が可能となっており、世界各国から約60名が在籍しています。授業内外で現地の学生・団体等と交流する機会が豊富で、短期間でも密度の高い日本体験ができるプログラムです。在籍期間中、「国際的な視点から考える日本」というテーマについてグループプロジェクトに取り組み、学期末には学外に開かれた発表会で発信します。

世宗大学校日本交流プログラム
Inter-Faculty Supplementary Japanese Language Courses

韓国のソウルにある世宗大学校と横浜国立大学との国際交流協定に基づく、1年間の教育プログラムです。毎年、20名前後の世宗大学校の日本語日本文学科学生が4月に来日し2月まで日本に滞在しながら直接日本を体験します。彼らの専門である日本語学習に加え、日本語レベルに合わせさまざまな授業を履修します。本プログラムでは、彼らの日本語力の向上のみならず、本学の学生やボランティアの方たちとの交流を通じて、日本を理解した有為な人材を育成することを目的としています。

横浜国立大学日本語・日本文化プログラム
YNU Japanese Language and Culture Program

協定大学との学術交流協定に基づき運営される、1年または半年間の教育プログラムです。日本語および国際戦略推進機構開講の講義科目を履修し、単位互換することができます。国際的な役割と責任を認識し、互いの理解を深めることを目的としています。2023年4月時点では淡江大学の学生10名が台湾から参加しています。「台湾事情」「中日翻訳入門」などの特に中国語圏の学生を対象とした科目が開講されている他、都市科学部で開講されている講義も履修可能です。日本人チューターとの交流に加え、講義を通じて日本人学生、および各国からの留学生とも交流を深めることができます。中国語による生活相談も用意されています。

(2019年度終了)日韓共同理工系学部留学生プログラム(日韓プログラム)
The Japan-Korea Joint Science and Engineering Student Exchange Program (program ended)

日韓共同理工系学部留学プログラムは、日本政府と韓国政府が共同で実施する留学生事業であり、2000年度の第1期生に始まり、2009年度の第10期生をもって第1次事業は終了、2010年度から第2次事業がスタートし、2019年度に通算20期生をもって終了となりました。 このプログラムの学生たちは、前年度の秋に韓国の高卒予定者から試験により150名が選抜され、文科省が実施する面接試験等によって100名に対して日本における配置大学が決められます。その後、今年度前期は韓国ソウルの慶熙大学国際教育院で半年間、日本語と理系科目、英語の予備教育を受け、10月から配置大学の国際教育センターで後期半年、さらに日本語と理系科目、英語の予備教育を受けることになります。 横浜国立大学ではこれまで合計117名を受け入れ、国際教育センターでは彼らの予備教育の一環として、一般的な日本語の学習に加え、難易度の高い専門語彙の学習、留学生のための理工学入門、英語、理工学部の講義の聴講など、さまざまなカリキュラムを提供してきました。

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