Home Stay Programに留学生21名が参加しました!

21 international students participated in the Home Stay Program Summer 2018.

2018年6月23、24日の週末に、本学留学生21名が1泊2日のホームステイを体験しました。これは毎回人気の高いプログラムで、ヒッポファミリークラブのご協力により、日本人の家庭に宿泊する貴重な機会を提供しています。参加留学生たちは、まずオリエンテーションを受講し、日本での食事や入浴等一般的な習慣について学びます。また、マッチングされたホストファミリーについて知り、実際に会う前にメール等で交流を始める学生もいます。当日は、国際教育センターでの対面式の後それぞれの家庭へと出発して、いよいよ家族の一員として過ごす二日間が始まります。



「家族」との出会いの日・・・対面式の様子

今回は、中国、台湾、韓国、アメリカ、インド、インドネシア、オーストラリア、グアテマラ、バングラデシュ、ベトナム、ホンジュラス、マレーシア、ミャンマーと、実に様々な国からの留学生が参加しました。どのように過ごしたのでしょうか。


「こどもと折り紙をした。」

「一緒に料理をつくった。」(寿司、たこやき、お吸い物・・・)

「お城を見に行った。」

「人生初の蛍を見た。」

「こどもたちと一緒に寝た。」

「温泉に行った。」

日本人家庭への滞在は生まれて初めて!という学生がほとんどの中、上記のような体験を通してそれぞれがいろいろなことを感じ、考える時間を過ごしました。不安や戸惑いもあったようですが、それ以上に、多くの学生が嬉しい驚きや感動の気持ちを寄せてくれました。一部をご紹介します。

「私は日本語が上手じゃなくてよくわからないときもあったが、日本語が絶対に上達した。次はもっとたくさん話したい!」

「日本人は外国人が苦手という印象だったが、実際には親切で熱心な方もいて家族同様に接してもらった。」

「こどもたちが年下の子にやさしくしているのが興味深かった。」

「ホストファミリーが親切すぎてかえって恥ずかしいような気持ちになった。」

「日本の家の整理整頓方法がわかった。小さいスペースでもすべてが収まっていて、しかも便利。」

「こどもたちとすごく仲良くなり、一緒に踊って動画を撮り、一生忘れられないいい経験!」

「日本の家庭はドラマの中と同じ。お父さんが一生懸命働いて、お母さんが家を守り、毎朝弁当を作る。」

「日本人の多くが温泉好きだが、私にはちょっと恥ずかしい経験だった。」

「出かけたとき、自分がお金を払うべきなのかがよくわからなかった。」

「日本に9か月住んでだいたいわかっていると思ったけれど、実際に家に住んだのは初めて。家は機能的、合理的で、土地は広くなくても、部屋は大きくて快適。」

「ホームステイが終わっても連絡し続け、『助けが必要なら連絡して』と言ってもらえた。人と人とのつながりがこんなにも温かいものだと久しぶりに感じた。」

ほんのひと家族とのわずか二日間、とはいえ、実際に日本の家に暮らし自らが体験したことというのは、留学生のみずみずしい感性を刺激し心に響くものだと感じます。キャンパスにいるだけではおそらく出会えなかった日本人家族との新しいつながりが、異国で学ぶ留学生たちの励みや支えとなることもあるかもしれません。次回は、冬に募集予定です。留学生のみなさん、奮ってご参加ください。 

(国際戦略推進機構 企画推進部門)