2018年度 記念文集

陳 宇軒

陳 宇軒 チン ユーケン

去年の十月、日本に来て、すでに一年も経った。最初は少し大変だったけど なんとなく慣れてきた。一番大変なのは毎日自炊することだ。昼ご飯は学校の食堂で食べればいいが、晩ご飯は自分で解決しなければならないので、近くのスーパーへ買い物に行ったり何の料理にするか考えたりして日々を送っていった。たまにレストランで食べるが、節約するためには自炊の方がずっと安かった。

ここの授業は思ったより易しかったけど、発表とかレポートとか精一杯準備しないと落とされるかもしれない。でも先生たちは優しかったから、そんなに厳しくなかった。

そして、もう一つ大変なのは日本の交通費が高いことだ。バスと電車は便利だが、結構お金がかかる。例えば東京の行き帰りだけで千円を超える。さらに外食にすれば負担が重い。遠い場所は週に一回行くのが限界だ。

ずっと文句を言っているみたいけど、これもこの一年の間に積み重ねたものだと思う。楽しいこともつらいことも、この一年はとても充実した生活を過ごしていた。短い間だが、ここで多くの人と出会って、泣いたり笑ったりして、私は心から感謝しています。きっとまた日本に来るだろう。

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