留学生センター紀要・留学生センター教育研究論集 2006-

掲載論文は横浜国立大学学術情報リポジトリにて公開

2006-

第13号 2006年

「中間言語」という「国語」日本とエジプトにおける国語認識をめぐって
アーデル アミン サーレ
戦後日本語教育史研究の課題 ―日本語ナショナリズムに関する文献レビューから
牲川 波都季
学部留学生に対する日本語教育改革試案
―プレイスメント・テストの試行と中級日本語クラスの報告―
小川 誉子美・丸山 千歌・奥野 由紀子
上級・超級日本語学習者の発話における「真性モダリティをもたない文」の使用実態
橋本 直幸
Watanabe Tsuneo, Okiura Kazuteru, and the “Defeat” of the Postwar Shinjinkai
長谷川 健治

第14号 2007年

石川雄一教授退職記念号
巻頭言 石川雄一教授の定年退職を送る
柴山 知也
JOY(横浜国立大学短期留学国際プログラム)の生成
矢内 光一
経済学部の国際学生交流について
綿貫 健治
経営学部における国際協定大学への短期派遣留学お現状と課題
アンドラディ久美
工学部の短期留学生教育と石川先生
柴山 知也
しなやかに前進しつづける「殿」、石川先生
丸山 千歌
サンディエゴ州立大学の国際化戦略
日暮 嘉子
姉妹都市、横浜-リヨンを結ぶ大学間交流
島守 玲子
南十字星の下の石川雄一教授
郭 南燕
今いません
Kii Woo Nam
Ten Years of the JOY Program
Yuichi Ishikawa, Kenji Hasegawa
留学生センターホームステイプログラムの現状とその意義
藤井 桂子
日本語教育における中東と連携を目指して
吉田 昌平
指導に生かすための研究
河野 俊之
聴解教育における研究の動向
金庭 久美子
中級日本語学習者の意見文における論理的表現
田代 ひとみ
日本語学習者が日本語読解教材から受ける影響
丸山 千歌
「は」と「が」に関する一考察
ヨフコバ四位エレオノラ
戸川芳郎氏オーラルヒストリー
長谷川 健治・秦 玲子

第15号 2008年

PAC分析におけるフェイスシートの開発に向けた課題
―日本語教材と学習者のインタラクションの解明に向けた研究のために―
丸山 千歌・小澤 伊久美
1930年代台湾文学における言語問題について ―郷土文学論争から『台湾文芸』へ―
垂水 千恵
エジプトと日本における政治語彙の造語
―ネーション概念の言語的な考察とその対応語―
アーデル アミン サーレ
プレイスメント・テストと学部中級日本語クラスに関する報告
奥野 由紀子・丸山 千歌・四方田 千恵
戸川芳郎氏聞き書き ―戦後・山村工作隊・中国学―(2)
長谷川 健治・秦 玲子(聞き手)
When an instructor inexperienced in deaf education teaches Japanese
: a short note
Serevi Saganalevu Rokotuibau
and Shohei Yoshida

第16号 2009年

日本人大学生を対象とする英語による授業の可能性
―日本語による授業との理解度の比較および授業評価―
林部 英雄
講義支援システム(Jenzabar)を利用した読解授業の試み
  ―橋渡し型Blended Learningの提案―
金庭 久美子・奥野 由紀子
教師の実践的思考を探る上でのビリーフ質問紙調査の可能性と課題
―日本語教育における教師の実践的思考に関する研究(3)―
嶽肩 志江 坪根 由香里 小澤 伊久美
アカデミックコミュニケーションスキル学習の場としての「討論会」
―プレ討論会が実際の討論会に与えた影響―
栁田 直美
読み手の評価別に見た日本語学習者の意見文の問題点
田代 ひとみ
漢字基礎調査 ―構成要素を活用した漢字学習・教育へ向けて―
池田 幸弘
The Lost Half-Decade Revived and Reconfigured: Sunagawa, 1956
HASEGAWA Kenji

第17号 2010年

オーストラリアにおける多文化・多言語社会と日本語教育
LEE, Duck-Young
名詞句における「の」と「의」の日韓対照研究
―コーパスを用いた「地名+N」の意味分類を中心に―
金 玄珠・李 叔宜
ニュース語彙の特徴分析
金庭 久美子
日本人高校生を対象とした教える日本語の授業の効果
林部 英雄・張 希朱
日本語学習者と読解教材のインタラクションの解明に向けた縦断的調査
―PAC分析を研究手法として―
丸山 千歌・小澤 伊久美
留学生との交流が日本人学生に与える影響
―交流グループに所属する日本人学生の事例分析―
藤井 桂子

第18号 2011年

日韓共同理工系学部留学生の縦断的な発話分析
―終助詞を中心とした文末表現に注目して―
金庭 久美子・奥野 由紀子・山森 理恵
日本語教科書に見られるステレオタイプを日本語教師はどうとらえたか
―多様な日本語学習者への実践経験を持つ日本語教師へのパイロットスタディ―
丸山 千歌・小澤 伊久美
初級段階における依頼表現「~テクダサイ」の使用に関する一考察
―「人間関係」と「コスト」の視点から―
北村 尚子
Anti-American Nationalism and Leftist Factionalism in 1950 and 1960 Japan
HASEGAWA Kenji
「横浜国立大学の国際戦略」現状と課題 ―『国際教育シャトルベース事業を中心に』―
宮武 久佳

第19号 2011年

シンポジウム『エジプトにおける日本研究-過去、現在、未来』開催記念号
明治期の言語近代化における国字改革運動の位置づけ ―単一言語多元文字制度―
Adel Amin Saleh
黎明期の日本語講座の目的 ―ヨーロッパ・中東の例から―
小川 誉子美
アラビア語のエジプト方言における詫びおよび感謝表現の語用論的機能
谷口 龍子・榮谷 温子
The licensing of phonological empty categories in Arabic and Japanese
吉田 昌平
野坂昭如小説におけるアメリカ・コンプレックス
Ahmed M F Mostafa
梶井基二郎の作品世界における〈環境文學〉の可能性
―『城のある町にて』を中心に―
Wael Abdelmaksoud
三島由紀夫と『千夜一夜物語』 ―官能的芸術への昇華―
Naglaa Hafiez
少年小説『グスコーブドリの伝記』系作品群における「新しい、より好い世界の構成材料」
―主人公像とその境遇から―
Amira Said
日本神話少考 ―イザナキ・イザナミ神話における屍体窃視と「一つ火」とをめぐって―
山本  節
Where is philosophy?
Yomna T. ElKholi
America in Japan: Reflections through Satō Tadao’s “What is America to Us?”
長谷川 健治
日本文化における「恥」の意義と変容 ―イスラーム文化との対比において―
Alaa Aly Zeinelabedin
日本文化における自己反省(思考と応用の分析的研究)
Salwa Elshorbagy
教育における西洋化と民族主義的方向性の間での日本的試み
Shihab Faris
カイロ大学日本語学科における教育の現状と展望
Maher EISherbini

第20号 2012年

邱妙津作品における「鰐」という表現の源泉をめぐって
―台湾現代文における日本文学の「引用」―
垂水 千恵
留学生との交流が日本人学生に与える影響(2)
―国際交流グループに所属する日本人学生の変容に関する事例分析―
藤井 桂子
現代日本社会における「国語国字改良運動」の影響
―言語と社会そして政治アイデンティティとの関係をめぐって―
Adel Amin Saleh
The German and Japanese Red Armies in Film and History
Kenji Hasegawa Tom de Laar
PAC分析と質問紙調査併用にによるビリーフ研究
―あるタイ人日本語教師の事例より―
嶽肩 志江・坪根 由香里・小澤 伊久美・八田 直美
中級停滞者の縦断的発話の分析 ―動詞語彙・単文・複文に着目して―
山森 理恵・金庭 久美子・奥野 由紀子

第21号 2013年

門倉正美教授退職記念号
20年を振り返って:門倉先生と共に
小川 誉子美
教養とリテラシー ―教養教育と留学生教育―
門倉 正美
門倉正美先生と日本語教育
尾崎 明人
これからの留学生アドバイジングを考える
―COISAN(国立大学留学生指導研究協議会)における門倉正美教授のご活躍を振り返って―
有川 友子
日韓プログラムにおける門倉正美氏の足跡と貢献
太田  亨
門倉先生のご退職に寄せて
藤井 桂子
紀大偉は如何に大島渚を受容したか  ―儀式を中心として―
垂水 千恵
談話における確認表現の「じゃないか」
―『女性のことば』『男性のことば』のデータから―
金庭 久美子・山森 理恵・奥野 由紀子
「運用力」の育成を目指した漢字授業に関する考察 ―「短文作成シート」の分析を通じて―
北村 尚子・木村 佑子
話し言葉コーパスを用いた理工学系留学生のための日本語学習支援システム
『理工学系語彙・用例学習支援システムレインボー』の開発
伊藤 夏美・遠藤 直子・菅谷 有子
成 永淑・古市 由美子・森 幸穂

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