留学生センター紀要・留学生センター教育研究論集 1994-2005

掲載論文は横浜国立大学学術情報リポジトリにて公開

1994-2005

第1号 1994年

「内なる国際化」と日本語教育
門倉 正美
Foreign Student Adviserについての試論
―留学生センター所属のForeign Student Adviserを中心として
山田 光義
オーディオ・リンガル・メソッドとコミュニカティブ・アプローチの融合をめざして
佐々木 瑞枝
日本語教育における書き言葉の表現について
志賀 一清
フィンランド語話者にとっての日本語の音韻体系
堀 誉子美
台湾人作家のアイデンティティと日本の関係について ―邱炳南を例として
垂水 千恵
日本近代叙情詩事情 ―ボードレールの匂いヴェルレーヌの影
佐藤 東洋磨

第2号 1995年

日本語教育におけるニーズ・アナリシスとカリキュラムデザイン
―予備教育既習者クラスを例に―
佐々木 瑞枝
中級学習者の日本語学習課程に関する一考察
松田 由美子
予備教育中上級日本語学習者の作文にみる誤用
川口  良
日本語教科書『Situational Functional Japanese』、Structure Drillsに関する一考察
薄井 廣美
「音節量」による日本語とフィンランド語の韻律比較
堀 誉子美
疑問文イントネーションの種類について
中川 千恵子
接続助詞ケレドモの終助詞的用法に関する一考察
三原 嘉子
日本語・中国語の翻訳における問題点について
張 愛 平
日本時代の台湾文壇と大政翼賛運動に関する一考察
垂水 千恵
「日本事情」ビデオ教材の可能性
門倉 正美
初級学習者向け「日本事情・文化」の授業の試み
児玉 すみ子
米国の大学のレジデント・アドヴァイザーについて
山田 光義

第3号 1996年

仮名によるフィンランド語固有名詞の表記基準に関する考察
堀 誉子美
会話における「~のだ」
酒井 悠美
郷に入っては ―外国人留学生の異文化適応の問題に関連して
山田 光義
英語を媒介とした日本語プログラム ―「世界銀行コース」を例に
佐々木 瑞枝
留学生と日本人学生との混成クラスの試み
―教養教育「異文化間コミュニケーション論」授業報告
門倉 正美

第4号 1997年

魯迅の変心
山田 光義
呂赫若「台湾の女性」をめぐる諸問題
垂水 千恵
チェコ語話者の日本語に見られる問題点について
岩澤 和宏
異言語文化間・男女間コミュニケーションにおける性差
小田切 由香子
五四期白話文形成過程の一断面 その1 ―劉半農の場合―
鶴田 昭子
Passive から Active へ
佐々木 瑞枝

第5号 1998年

オーラル・テストに見られるコミュニケーション・ストラテジーに関する一考察
猪狩 美保
受身文と自発文の連続性に関する考察 ―関与者無表示の受身文をめぐって―
小川 誉子美
読解ストラテジーの研究 ―その意識的使用をめぐって―
河内山 晶子
日本語における「陳謝」 ―陳謝する側と受け手の関係を中心に―
平田 真美
会話の「割り込み」に見る男女のインターアクションの違い
藤井 桂子
留学生の「知られない権利」に関する一試論
鶴田 昭子
「必要最小限」の判断基準について ―鶴田試論へのコメント―
佐々木瑞枝
短期留学推進制度の周辺
山田 光義
「ネコ」も「cat」も2音 ―Government Phonologyの音節理論―
吉田 昌平
呂赫若の音楽活動 ―台中師範・東宝声楽隊との関係を中心として―
垂水 千恵

第6号 1999年

Japan at Present: Study Abroad and Material Culture
Aaron Gerow
初級日本語学習者の「聞き返し」のストラテジー ―初級日本語教科書との関連から―
狩野 美保
聴解ストラテジー使用の効果 ― 一学力差要因とL1-L2移転要因を中心に ―
河内山 晶子
ほめ言葉への返答
平田 真美
ホームページにおける「知らない権利・知らせる権利」
鶴田 昭子
佐々木瑞枝「鶴田試論へのコメント」に反論する
鶴田 昭子
事実の重さ ―鶴田反論へのコメント
佐々木 瑞枝
留学生の自己責任
山田 光義

第7号 2000年

留学生のアルバイト
山田 光義
大学における国際交流ボランティア――その現状と可能性
門倉 正美
Japan on the Street: Teaching Popular Culture to International Students
Aaron Gerow
軍政下シンガポールの公立日本語学校(Queen Street School)をめぐる考察
清水 知子
日本語の「話法」考
余 弦・門倉 正美

第8号 2001年

山田光義教授退官記念
留学生受け入れ計画についての所感 ―留学生センターを去るにあたって
山田 光義
A Unique Perspective on Learning: In Honor of Yamada Mitsuyoshi
Aaron Gerow
自動詞使役文の諸相
小川 誉子美
埋め込み文をともなう形式「~とき」の名詞句性と時間関係を
標示する動詞述語形式-teiru/-teitaの交替
吉田 一彦
OPIデータに見られる日本語学習者の応答プロセス
石田(猪狩)美保
学習者の滞日中における「聞き手発話」の変化
藤井 桂子
「日本留学試験」の狙いと問題点 ―「日本留学試験」の「最終報告書」を読む
門倉 正美
呂赫若「月夜」論
垂水 千恵
イギリス庭園探訪四庭記 ―歴史と様式を見て歩く
岩切 正介

第9号 2002年

ニュース語彙の指導に関する一考察
金庭 久美子
日本語ボランティアと留学生センターの共生に関する一案
    ―日本語ボランティア養成講座で実施したアンケートをもとに―
小田切 由香子
名詞修飾節「~とき」内部で用いられる活用語尾「た」の教授法に関する提案
吉田 一彦
韓国語を母語とする日本語学習者による「聞き返し」の使用
石田(猪狩)美保
日本留学試験の問題点(2) ―「公開用問題」の分析―
門倉 正美
地域共同体への所属意識と言語変化
丸山 千歌

第10号 2003年

横浜国立大学短期留学国際プログラム(JOY) ―5年間の概要と新たな飛躍に向けて―
石川 雄一・ジェロー アーロン
日本留学生試験実施前の学部留学生の日本語(書き方)の課題
丸山 千歌
メディア・リテラシーとリテラシー ―メディア・リテラシーは日本語教育に何をもたらすか
門倉 正美
韓国語母語話者の動詞の使用状況
金庭 久美子
講義録「明治維新の精神」の概要 ―ヘルシンキ大学における桑木務の日本文化講座―
小川 誉子美
李魁賢詩研究初探
垂水 千恵
Censorship, Education, Technology, and the Colonial Taiwan Literary Field
Bert M.Scruggs

第11号 2004年

点検し、目標をたて、評価をうける
  ―「自己点検報告書」「中期計画・中期目標」「外部評価・学内評価」作成作業雑感―
門倉 正美
学部留学生の日本語力に関する報告
-中級者に対する試みと提案-
丸山 千歌小川 誉子美・丸山 千歌・奥野 由紀子
日本語学習者の「の」の過剰使用に見られる言語処理のストラテジー
奥野 由紀子
日本語教育における言語と思考 ―その意味づけの変遷と問題点―
牲川 波都季
東京/台北:カフェを通して見るプロレタリア文学とモダニズム
垂水 千恵
Experiencing the 1952 Bloody May Day Incident
長谷川 健治
留学生は何に困難を感じているか ―2003年度前期アンケート調査から―
藤井 桂子・門倉 正美

第12号 2005年

日本語教育における聴解教育の変遷と展望
金庭 久美子
第二言語としての日本語の文章理解における第一言語の単語認知処理方略の転移
―視覚入力と聴覚入力の相違を中心に―
小森 和子
短期留学プログラム日本語教育の課題 ―海外の日本語プログラムとの連携―
丸山 千歌・近藤 安月子
グローバルスタンダードに向けての 国際理解教育システム構築のための実地調査
―短期プログラム〈受入れ・派遣〉を中心として―
四方田 千恵・丸山 千歌・長谷川 健治
留学生支援における留学生センター「交流・相談(105)」の役割
藤井 桂子・門倉 正美
台湾新文学における日本プロレタリア文学理論の受容
―芸術大衆化から社会主義レアリズムへ―
垂水 千恵
Anti-Americanism in the Early Zengakuren and Japanese Communist Party
長谷川 健治

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