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公開講座「日本語教育と国際交流―留学生との対話を通じて―」報告

2018年2月17日(土)13:30~15:30の2時間、国際教育センター306教室で、公開講座「日本語教育と国際交流―留学生との対話を通じて―」が開かれ、11名の高校生が参加しました。この講座は、高校生の皆さんに①国内外には多様な背景を持つ日本語学習者がいること、②日本語を外国語として学ぶときの面白さや難しさ、③留学生の日本語学習や日本での生活についての生の声を知ってもらいたいと考え企画しました。講座当日は、本学の留学生である、アイダイエヴァ・ザリファさん(アゼルバイジャン)、マイケル・コンスタンティノさん(アメリカ)、アヤ・ラビーアさん(エジプト)の3名もお手伝いとして参加くれました。

同講座は3部構成となっており、まず第1部では、日本語教育部の3名の教員が「海外の日本語教育の状況・日本語教育職」「日本語のむずかしさ」「韓国語話者から見た日本語」「アメリカで日本語を教える」について講義をしました。

第2部では、参加者を3つのグループに分け、「留学生に聞いてみよう!」というテーマで留学生に聞いてみたい質問を考えて、インタビューをしてもらいました。3人全員の留学生にインタビューしたあとは、その結果からわかったことを各グループでまとめ発表してもらいました。最後に「YNU のグローバル環境」として、交換留学や海外キャンプ、チューター制度等、本学でどのような国際交流活動や海外経験ができるのかを紹介して講座を終えました。

参加した高校生の皆さんは、非常に積極的に課題に取り組んでいました。講座終了後のアンケートでは、「外国に目を向けてみようと思った」「留学生の方々とお話する機会がなかったのでとても楽しく有意義だった」「グローバル化する教育への興味が強まった」という声があり、2時間の講座がいろいろなことを学べる時間になったのではないかと思います。また、講座終了後も個別の質問が相次ぐなど、高校生を対象とした公開講座に確かな手応えを感じました。

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